Claude Code新機能 開発作業を自動化
Anthropic社のAI開発ツールClaude Codeに、新機能「ルーチン」が追加されました。これにより、開発者は定期的なタスクやイベント駆動型の処理を自動化し、作業効率を大幅に向上させることが可能となります。
Now in research preview: routines in Claude Code.
Configure a routine once (a prompt, a repo, and your connectors), and it can run on a schedule, from an API call, or in response to an event.
Routines run on our web infrastructure, so you don't have to keep your laptop open. pic.twitter.com/m2XJWYqkf8
— Claude (@claudeai) April 14, 2026
出典元:Automate work with routines – Claude Code Docs
ルーチン機能の概要
「ルーチン」は、特定のプロンプト、リポジトリ、コネクタの組み合わせを保存し、スケジュールやイベントに応じて自動的に実行する機能です。これにより、開発者は手動での操作を減らし、反復的な作業を効率化できます。
主な特徴
- スケジュールトリガー:毎時、毎日、毎週などの定期的な間隔でルーチンを実行します。
- APIトリガー:特定のHTTPエンドポイントへのPOSTリクエストにより、ルーチンをオンデマンドで起動します。
- GitHubトリガー:プルリクエストの作成やプッシュなど、GitHub上の特定のイベントに応じてルーチンを実行します。
ルーチンの作成方法
ルーチンは、Webインターフェース、CLI、デスクトップアプリから作成できます。以下に、Webインターフェースを使用した手順を示します。
Webインターフェースでの作成手順
- ルーチンの作成:claude.ai/code/routinesにアクセスし、「新しいルーチンを作成」をクリックします。
- プロンプトとリポジトリの設定:ルーチンで使用するプロンプトと対象のリポジトリを選択します。
- トリガーの設定:スケジュール、API、GitHubの各トリガーを必要に応じて追加します。
- 保存と有効化:設定が完了したら、ルーチンを保存し、有効化します。
トリガーの詳細設定
各トリガーは、以下の手順で詳細な設定が可能です。
スケジュールトリガーの追加
- トリガーの選択:「トリガーを選択」セクションで「スケジュール」を選択します。
- 頻度の設定:毎時、毎日、平日、毎週などのプリセットから頻度を選択します。
- カスタム間隔の設定:特定の間隔(例:2時間ごと、毎月1日など)を設定する場合、CLIで`/schedule update`コマンドを使用してcron式を指定します。
APIトリガーの追加
- トリガーの選択:「トリガーを選択」セクションで「API」を選択します。
- エンドポイントとトークンの取得:表示されるURLとサンプルのcurlコマンドを確認し、「トークンを生成」をクリックしてトークンを取得します。
- エンドポイントの呼び出し:取得したトークンを使用して、エンドポイントにPOSTリクエストを送信します。
GitHubトリガーの追加
- トリガーの選択:「トリガーを選択」セクションで「GitHubイベント」を選択します。
- Claude GitHubアプリのインストール:対象のリポジトリにClaude GitHubアプリをインストールします。
- イベントの設定:リポジトリとイベント(例:プルリクエストの作成)を選択し、必要に応じてフィルターを追加します。
ルーチンの管理と実行状況の確認
作成したルーチンは、WebインターフェースやCLIから管理できます。実行状況の確認、編集、削除などの操作が可能です。
実行状況の確認
- Webインターフェース:claude.ai/code/routinesで各ルーチンの実行履歴やステータスを確認できます。
- CLI:`/schedule list`コマンドでルーチンの一覧とステータスを表示できます。
ルーチン機能の活用例
ルーチン機能は、以下のようなシナリオで活用できます。
バックログの管理
毎週平日の夜に、ルーチンがイシュートラッカーをスキャンし、新規の課題にラベルを付与し、担当者を割り当て、Slackにサマリーを投稿します。
アラートのトリアージ
監視ツールがエラー閾値を超えた際に、ルーチンのAPIエンドポイントを呼び出し、スタックトレースを解析し、修正案を含むプルリクエストを作成します。
カスタムコードレビュー
プルリクエストが作成された際に、ルーチンがチーム独自のレビュー基準を適用し、セキュリティやパフォーマンス、スタイルの問題を指摘するコメントを追加します。
まとめ
Claude Codeの新機能「ルーチン」により、開発者は定期的なタスクやイベント駆動型の処理を自動化し、作業効率を大幅に向上させることが可能となりました。スケジュール、API、GitHubイベントなど、多様なトリガーを組み合わせることで、さまざまなシナリオに対応できます。この機能を活用することで、開発プロセスの自動化と最適化が一層進むことが期待されます。