文字・編集も自在 Nano Banana 2公開
Googleが次世代の画像生成モデル「Nano Banana 2」を発表しました。この最新AIは、単に美しい画像を生成するだけでなく、言葉だけで自在に修正を加えたり、複数の画像を組み合わせたりできる圧倒的な編集力が特徴です。
誰でも簡単にプロのようなクリエイティブを体験できる、まさに画像生成の常識を覆すツールとなっています。
Nano Banana 2 is here.
Our latest image model gives you the power of Pro at the speed of Flash. You can create images with real-world accuracy, add text in many languages, and bring your wildest ideas to life faster with vibrant lighting, richer textures and sharper details. 🧵
— Google Gemini (@GeminiApp) February 26, 2026
【出典元】Nano Banana 2: Combining Pro capabilities with lightning-fast speed
1. 進化した画像生成と直感的な編集の融合
Nano Banana 2は、ユーザーが入力したテキストから画像を生成するだけでなく、その後の「修正」において真価を発揮します。
従来のAIでは難しかった、画像の一部だけを自然に書き換える作業が、まるでおしゃべりをするような感覚で完結します。
言葉のやり取りで理想の1枚を創る
生成された画像に対して「もう少し明るくして」「背景に海を追加して」といった具体的な指示を出すことで、AIが即座に反応します。
この対話型の調整機能により、専門的な知識がなくても、頭の中にあるイメージを完璧に再現できるようになりました。
正確な文字入れがデザインの幅を広げる
多くの画像生成AIが苦手としていた「画像内への文字の書き込み」が、極めて高い精度で実現されています。
看板の文字やロゴ、ポスターのデザインなど、テキストを含んだビジュアル制作が驚くほどスムーズになります。スペルミスも大幅に軽減されており、そのまま実用的な素材として活用できるレベルに達しています。
多彩な画像のスタイル(テンプレート)

ゼロからプロンプトを考えるのが難しい場面でも、用途に応じた「画像のスタイル(テンプレート)」が豊富に用意されているため、選択するだけでプロ並みの構図や配色が手に入ります。
テンプレートを土台に自分好みの修正を加えていくことで、制作時間を大幅に短縮しながらクオリティを担保できます。
◆Nano Banana 2の画像のスタイル(テンプレート)一覧
- モノクロ
- カラーブロック
- 滑走路
- リソグラフ
- テクニカラー
- ゴシック クレイ
- ダイナマイト
- サロン
- スケッチ
- シネマティック
- スチームパンク
- 日の出
- 神話の戦士
- シュール
- ムーディー
- エナメルピン
- サイボーグ
- Soft portrait
- 古いアニメ
- 油絵
2. 複数の素材を魔法のように統合する合成技術
Nano Banana 2のもう一つの目玉は、複数の画像を一つにまとめ上げる「マルチイメージ・コンポジション」です。バラバラの素材を違和感なく組み合わせ、一つの完成されたシーンを作り出すことができます。
- スタイルの転送: ある画像の独特なタッチや色使いを、別の画像にそのまま適用します。
- 要素の統合: 複数の写真から人物やオブジェクトを抽出し、新しい背景の中に自然に配置します。
- 一貫性の保持: 元の素材が持つ質感を損なうことなく、光の当たり方や影まで自動で調整します。
以下の表は、Nano Banana 2が従来の画像生成ツールと比べて、どのような点で優れているかをまとめたものです。
| 機能 | 従来の画像生成AI | Nano Banana 2 |
| 文字の再現性 | 崩れやすく、読めないことが多い | 正確で鮮明な文字入れが可能 |
| 部分的な修正 | 再生成が必要で全体が変わってしまう | 指示した部分だけを自然に書き換え |
| 複数画像の合成 | 境界線が不自然になりやすい | 質感や光を統一して完璧に合成 |
| 操作性 | 複雑なプロンプト(指示文)が必要 | 日常会話のような指示でOK |
3. 創作のハードルを下げる圧倒的な使いやすさ
このモデルの最大の特徴は、高度な技術を「誰でも使える形」に落とし込んでいる点です。複雑な設定や専門用語は一切必要ありません。AIがユーザーの意図を深く理解してくれるため、思いついたアイデアをその場ですぐに形にできます。
創作活動において最も時間がかかる「微調整」のプロセスをAIが肩代わりしてくれることで、私たちは「何を創るか」というアイデア出しにより集中できるようになります。プロのクリエイターにとっては作業効率の劇的な向上に、初心者にとっては表現の自由を手に入れるきっかけになるはずです。
4. Aibrary編集部も試してみた
使用したテンプレートは3つ。プロンプトは「下記記事の内容を読んで、記事内容にあわせた画像を16:9比率でつくってください。+本記事内容をコピペ」のシンプルな形で送信。

1. テンプレ「古いアニメ」

2. テンプレ「ゴシック クレイ」

3. テンプレ「スケッチ」

【Nano Banana 2を試した感想】
日本語の文字入れは不安定なことが多かったですが、安定しているように思います。また、同じデザインであっても以前よりデザイン性が上がったような感覚がありました。
下記はアイキャッチ画像(右側)ですが、「右側の女性を、もっとイラストっぽくできますか」と投げたところ、右側のイラストがでてきました。
◆一部修正例


まとめ
Nano Banana 2は、画像生成を「作る」段階から、AIと共に「磨き上げる」段階へと進化させました。言葉一つでディテールを操り、複数の素材を魔法のように融合させるこの技術は、私たちのビジュアルコミュニケーションをより豊かで自由なものに変えていきます。
Googleが提示したこの新しい創造のカタチは、今後あらゆるビジネスや趣味のシーンで欠かせない存在となるでしょう。