AIカメラが自動でベスト構図に【iPhone17】登場

アップルは9日、新型「iPhone17」と最薄モデル「iPhone Air」を発表した。iPhone17では、AIがフロントカメラの構図を自動調整する新機能。集合写真では全員がフレームに収まるよう視野角を広げ、縦持ちでも必要に応じて横構図に切り替える。
さらにiOS 26の「ライブ翻訳」で、メッセージや通話のテキスト/音声をその場で翻訳。撮影体験と日常のコミュニケーションを同時に底上げするアップデートだ。
予約は日本時間9月12日から、発売は19日。価格はiPhone17が12万9800円から、iPhone Airが15万9800円から。
AIが写真撮影をサポート
iPhone17の新しいフロントカメラは、AIがリアルタイムで被写体を認識し、全員がフレームに収まるように自動調整します。従来の「誰かが画面から切れてしまう」といった問題を解消し、集合写真をスムーズに撮影できるようになりました。
さらに、AIによる補正は自然さを重視しており、撮影者が意識せずともバランスの良い写真が仕上がります。セルフィーを頻繁に撮るユーザーや、大人数での記念撮影を楽しみたいユーザーにとって、実用性の高い機能となりそうです。
【参照元】
https://www.apple.com/jp/newsroom/2025/09/apple-debuts-iphone-17/
https://news.ntv.co.jp/category/international/6bfb9e6745734132929a06d6ad228552
AIが撮影体験を作り替えるフロントカメラ
新しいフロントカメラは「センターフレーム」に対応し、被写体をリアルタイムで認識して最適な構図を提案する。正方形センサーにより視野角と解像感を両立し、4K HDRでの手ぶれ超補正や、フロントと背面を同時に撮るデュアルキャプチャにも対応。イベントや旅行先で、撮る側も撮られる側も自然体のまま記録できる。FaceTimeなどのビデオ通話でもフレーム内の位置を自動で整え、見やすさを保つ。
日常の「伝える」を支えるライブ翻訳
iOS 26の「ライブ翻訳」は、メッセージ、電話、FaceTimeでやり取りするテキストや音声をその場で翻訳する。海外の取引先への電話や、留学中の家族との通話でも、相手の言葉を即時に理解できる。処理は端末上で行われ、プライバシーにも配慮。まず日本語を含む主要言語から提供が始まり、対応範囲は順次広がる見込みだ。撮る体験だけでなく、ことばの壁を越えるコミュニケーションまで一台で完結させる――これが今回のアップデートのもう一つの眼目である。
ディスプレイと堅牢性の進化
ディスプレイは6.3インチのSuper Retina XDRを採用し、最大120HzのProMotionでスクロールは滑らかに。屋外での視認性も高まった。前面カバーには新素材「Ceramic Shield 2」を導入。前世代比で耐擦傷性能が3倍となり、反射も抑えるコーティングで見やすさを支える。日常的に持ち歩くスマートフォンとしての“強さ”が着実に底上げされた。
カメラシステムとパフォーマンス
背面は全カメラが48MP化。メインは2倍光学望遠を統合し、超広角は前世代と比べて解像度が向上した。風景からマクロまで、撮影領域が広がる。心臓部のA19チップは処理能力と電力効率を両立し、生成AI処理を後押しする設計だ。ビデオ再生は最大30時間と公称され、日帰りの撮影旅行から長時間の移動まで安心して使える。
接続性と使い勝手
新設計の無線チップにより、Wi-Fi 7やBluetooth 6、Threadに対応。テザリングやAirDropの安定性も高められた。eSIM対応の拡充で、海外渡航時も現地プランへスムーズに切り替えられる。ストレージは最小256GBから、カラーはブラック、ラベンダー、ミストブルー、セージ、ホワイトの5色がそろう。
最薄モデル「iPhone Air」にも注目
同時発表のiPhone Airは、厚さ5.6mmという薄さが目を引く。ティム・クックCEOが「ゲームチェンジャー」と語ったとおり、軽さと性能の両立を狙った設計だ。カメラや表示、耐久性のトレンドはiPhone17と歩調を合わせ、持ち運びや長時間利用の快適さで選ばれる一台になりそうだ。
まとめ
iPhone17の価値は、AIが“構図を決める”ことで写真の失敗を減らし、ライブ翻訳で言葉の壁まで下げた点にある。ハードはCeramic Shield 2やA19、ProMotionで堅実に強化。撮る・伝える――スマートフォンの基本体験を、目立たない工夫で確実に良くする。そんなアップルらしさが、今年のiPhoneには詰まっている。