日本代表、IOAI2025で全員メダル獲得!国別8位の快挙

JOAI発表資料 @ 関東kaggler会より,アイキャッチ

画像引用:JOAI発表資料 @ 関東kaggler会

2025年8月、中国・北京で開催された第2回国際人工知能オリンピック(IOAI2025)で、日本代表が歴史的快挙を達成。代表選手4人全員がメダルを獲得し、金1・銀1・銅2という成果を収め、国別順位でも世界8位に輝きました。

【出典・参照元】
JOAI 日本人工知能オリンピック X @JOAICommittee
JOAI発表資料 @ 関東kaggler会
「AI五輪」日本代表全員がメダル 高校生「各国と競えていい経験」

日本代表、全員がメダルを手に

今回の大会で日本代表は、以下のような結果を残しています。

  • 金メダル:時田直哉
  • 銀メダル:鈴木温登
  • 銅メダル:付聖宣、山井勇人

初出場の高校生を含むチームながら、全員が入賞という圧巻の成果を残しました。

国際人工知能オリンピックとは

国際人工知能オリンピック(IOAI)は、2023年に創設された中高生を対象とする人工知能分野の国際科学オリンピックです。世界60以上の国と地域から約300人が集まり、次世代AI人材の育成を目的に競い合います。

競技内容と日本代表の健闘

IOAI2025は、2つの競技で構成されました。

  • チームチャレンジ:4人1組でロボットを操作し、移動・物体の搬送・障害物回避などを行う課題。
  • 個人戦:AIに関する3問を6時間かけて解答し、2日間の合計得点で順位を決定。メダルはこの成績によって授与されます。

日本代表は特に「Restroom Icon Matching」という課題で満点を達成し、国際的にも存在感を示しました。

選手たちの背景と声

今回の代表選手は、関東を拠点に活動する「関東Kaggler会」との関わりを持ち、普段からデータ分析やAI関連の競技に挑戦してきたメンバーです。
自己紹介では「ロボティクス研究に携わっている」「大学進学後もAI研究を続けたい」といった意欲が語られ、若い世代の挑戦心に将来が楽しみになってしまいます。

今後の展望

国際人工知能オリンピック日本委員会(JOAI)は、引き続き代表選手の育成や普及活動に力を入れる方針。今回の全員メダル獲得は、日本の若いAI人材の力を世界に示す成果となり、次回大会やその先の国際舞台でもさらなる活躍が期待されます。

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