学生はGeminiが1年無料

学生はGeminiが1年無料

新学期に合わせて、Googleが学生への大盤振る舞いを打ち出しました。2026年8月19日、GoogleはGeminiアプリとGoogle検索の両方に学習向けの機能をまとめて追加し、あわせて学生は有料プランを12か月無料で使えるようにしました。「DNAの仕組みを3Dで見せて」と頼めば、回転させられる立体モデルが出てきます。答えを調べる道具から、理解を助ける道具へと踏み込んだ内容です。

【出典元】Start the semester with one year of Gemini, on us(Google)

学生は1年間タダで使える

まず見逃せないのが料金です。学生であれば、通常は有料のプランを12か月無料で利用できます。住んでいる地域によって対象プランが変わります。

対象プラン通常価格
米国の学生Google AI Pro月$19.99相当
米国外(140以上の市場)Google AI Plus月$4.99相当

条件は、有効な支払い方法の登録と、2026年12月31日までに利用を開始することです。上位プランを1年間じっくり試せるため、学生にとっては大きな機会です。

学習専用のハブができた

機能面の中心は、新しくできた学生向けのハブです。gemini.google.com/students にアクセスすると、勉強に使う道具が1か所にまとまっています。

  • 学習ノート:授業資料をアップロードすると、自分用のレッスンと進捗ダッシュボードを作ってくれる
  • 練習クイズ:理解度を確認する問題を自動で作れる
  • フラッシュカード:暗記用のカードを自動生成できる

資料を渡して終わりではなく、どこまで理解できたかを追いかけられる点が特徴です。丸暗記ではなく、身についたかを確かめながら進められます。

DNAを3Dで回して見られる

今回もっとも目を引くのが、立体表示の機能です。Geminiに「DNAの仕組みを3Dで見せて」と頼むと、回転や拡大ができる3Dモデルが生成されます。振り子の動きなど、理科の題材にも対応します。

文章の説明だけでは想像しにくい仕組みを、動かしながら理解できます。あらかじめ用意された教材ではなく、質問に応じてその場で作られる点が新しいところです。加えてGemini Liveでは、時間をかけて調べる「Deep Research」も使えるようになり、腰を据えたレポート作成にも対応します。

Google検索でも勉強できる

新機能はGeminiアプリだけではありません。ふだん使うGoogle検索側にも学習支援が入りました。

  • 「pHスケール」などを検索すると、AI Overviewに操作できる図解が表示される
  • 「SAT対策の頻出単語でクイズを作って」と頼むと、教科別のクイズを自動生成する
  • PDFやスライド、手書きノートの写真をアップロードして要点をまとめられる
  • Lensで問題を撮ると、概念の説明や間違いの指摘、解き方の案内を受けられる(数週間内に提供)

とくに手書きノートの写真から要約を作れる機能は、日々の予習復習にそのまま使えます。

まとめ

今回のGoogleの発表は、学習向けの機能追加と、学生への1年間の無料提供という2つが合わさったものです。3Dで動かせる可視化や進捗が見える学習ノートは、答えを教わるのではなく理解を深める方向を向いています。学生の方は、まず2026年12月31日までに登録を済ませて、無料期間のうちに使い勝手を確かめておくとよいでしょう。学び方そのものが変わる時期に入っています。

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