ChatGPT内にECショップ開設!

ChatGPT内にECショップ開設!

【画像】Aibrary公式Pinterest

2025年12月17日、ChatGPTの中に自社専用のお店を作れるサービス「Omise AI(オミセ エーアイ)」がリリースされました。
これまではGoogle検索などで商品を探してもらうのが一般的でしたが、これからは「AIに相談して、その場で購入する」という新しい流れが生まれそうです。

出典元:ChatGPT内に 店舗を開設 – Omise AI

ChatGPT内に、会社専用のアプリを開設できる

「Omise AI」は、世界中で使われている生成AI「ChatGPT」の中に、あなたの会社専用のアプリ(App in ChatGPT)を開設できるサービスです。

普段私たちが使っているネットショップは、ブラウザで検索して訪問しますよね。しかし、このサービスを使うと、ユーザーはChatGPTと会話をしている最中に、自然な流れであなたの商品を提案され、そのまま購入を検討できるようになります。

これまでのECサイトとの違い

これまでのECサイトと、Omise AIを使った「AI店舗」には、ユーザー体験に大きな違いがあります。

従来のECサイトOmise AI (ChatGPT内店舗)
ユーザーの入り口キーワード検索、広告AIへの「悩み相談」
商品の探し方カテゴリから絞り込み会話形式で提案してもらう
接客スタイル基本的になし(セルフ)専任スタッフのような対話
強み指名買いに強い曖昧なニーズに強い

検索される前の「悩み」にアプローチできる

このサービスの最大のメリットは、まだ欲しい商品が決まっていない「悩み」の段階でユーザーと出会えることです。

例えば、ユーザーが「来週のデート、予算3万円で良いレストランと服のコーディネート教えて」とChatGPTに相談したとします。

これまでの検索エンジンでは、「デート 服 3万円」などのキーワードで検索しないと商品にたどり着けませんでした。しかしOmise AIを導入していれば、AIがスタイリストのように「それなら、こんな服装はいかがですか?」と自社商品を提案してくれるのです。

  • 曖昧な相談に強い
    「6畳の部屋に合うソファは?」「乾燥肌にいい化粧水ある?」といった相談に即座に対応できます。
  • 信頼感が高まる
    ただ商品リストを見せるのではなく、理由を添えて提案してくれるので、ユーザーも納得して購入しやすくなります。

専門知識ゼロでも最短30日でスタート

「AIなんて難しそう……」と感じる方もいるかもしれませんが、心配はいりません。Omise AIは、技術的な知識がなくても導入できるよう設計されています。

既存のショップと自動連携

Shopify(ショッピファイ)ecforce(イーシーフォース)など、すでに使っているECシステムのデータをそのまま活用できます。商品情報や在庫データが自動で同期されるため、AI店舗用に在庫管理を分ける必要はありません。

丸投げでOKの支援体制

企画からシステムの実装、OpenAIへの申請まで、すべてワンストップで支援してくれます。早ければ申し込みから30日で、ChatGPTの中にあなたのお店をオープンさせることが可能です。

まとめ

ChatGPTの中に店舗を持てる「Omise AI」は、新しい顧客獲得のチャンスです。「検索して探す」時代から、「AIに相談して買う」時代へ。競合他社が参入する前に、AI時代の新しい売り場を検討してみてはいかがでしょうか。

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